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Life at MIT Sloan

留学中の日常や学びにを徒然と書き綴っています。

Venture capital + innovation conference

今日は朝からMITのVentire Capital + Innovation Conferenceに参加。前日にクラスメイトからなんとか譲り受けたチケットで潜入(笑

Y combinatorなどのアクセラレターやVCPEスタートアップに留まらず、マクロ経済の教授(リゴボンは相変わらずユーモア豊かで面白い!)やMIT Media Labなど色々な人が入れ替わり立ち代り話す。朝からあっという間に時間が過ぎてしまった。

 

個人的なtake awayは

・毎度感じることだが、日米間のベンチャーのもつ経済に対する圧倒的な存在感の違いを感じる。以前調べたが、日本は起業が盛り上がっているといっても、市場規模は50倍以上違うらしい。

・組織人ではなく自由に職業人生を歩んでいることに対する興奮と少しの羨望。起業家熱に感染していることを強く感じる。日本では大企業のプレステージが高すぎ、挑戦に対してのリワードが少ない。VCが経済に与える影響もかなり限定的。もし、そういった個人の責任で生きていく道を選ぶなら、日本以外の国に行かないといけないと感じてしまうほど。日本の大企業内のコーポレートベンチャーがどこまで出来るのか考えさせられた。

 ・そういったキャリアに対して思いを巡らせること以外、ランチの際にマシンラーニングについてIBMのResearch Centerの人々とチャットし、また起業アイデアをぶつけて楽しんだ。ボストンにはWatson Healthの研究施設(うちの目と鼻の先!)があるのだ。

 ・米国では医療保険が実際に今回の診療をカバーするのかよくわからない、という問題がある。実際にMIT Medicalなどに度々かかっていると、追加課金されるのではないかと不安になる。これをその場で保険でカバーされるか診断するツールを提供するというアイデアだ。自分自身が困っていたからこそ「これはイケるのでは?」と思った。

 ・マシンラーニングでそういった保険と医療行為をデータで紐付け、一定の判断ができるのではないかと話したら、結構盛り上がった。これはコンプライアンスの領域で研究されているとのことだ。Regulationはかなり業界や州によってもちがう。AIがコンプライアンス上、どうすべきかという行動のリコメンデーションをしたり、行動評価をするというのだ。この分野は応用範囲も広く、色々な可能性があると思った。課題としてはRegulation自体が変わってしまうこと。ただ、昨今税理士の仕事を代わりにこなすAIが実用化されたといったニュースに触れると、何かやり方があるのではないかというのが所感。(まぁ、法律や規制以上に各社の保険契約内容は変更が激しいので、相当考えないと厳しいとも思うが。)

 

こういった事業案だったり、生き方について考えを巡らせるのが会社を離れ、一個人として人生に向き合える時間をとれるMBAの魅力だと思う。あらためて送り出してくれた懐の深い会社に感謝。